攻撃を断ち切る!スペースディフェンスとは?
こんにちは!ゆうたです!
突然ですが、皆さんはスペースディフェンスという言葉を知っていますか?
GKの試合中のプレーには以下の3つがあります!
①ゴールディフェンス
②スペースディフェンス
③オフェンシブアクション
この3つのうち最も頻度の高いプレーは「オフェンシブアクション」です。
キックや足元の技術に加えてスローなどのGK特有のプレーを指します。
しかし、GKの本質はやはり「ゴールを守ること」です!
そこで残るゴールディフェンスとスペースディフェンスですが、近年は、スペースディフェンスの割合が高くなってきています。
スペースディフェンスとは、ゴールの前やディフェンスラインの裏にできるスペースを守るという考え方です!
ゴールディフェンスは、その名の通り、ゴールに向かってくるボールを守るという考え方ですが、近年、ボールの進化などでGKにとって止めるのが難しいシュートが増えています。
また、1対GKというシューターにとって有利な状況では、止めるのは容易ではありません。
そこで、ゴールにシュートを打たれる前に相手の攻撃を断ち切ることで失点を未然に防ごうという考え方が生まれました。
これが近年、スペースディフェンスの割合が増加した理由です。
僕は、身長170㎝しかありません。
厳しいコースに打たれるシュートを止めるのはなかなか難しいです。
しかし、打たれる前に攻撃を食い止めてしまえば、そのような失点を防ぐことができます!
身長の小さいGKほどスペースディフェンスは重要ではないかと考えています!
今回は、スペースディフェンスの中でもDFラインの裏にできるスペースを守る方法をお伝えします!
DFライン裏のケアで重要なポイントは2つです!
①スタートポジション
②パスの角度
まず、スタートポジションですが、DFラインから25mの位置が理想です!
ライン裏のボールを狙いに前に行ける、また、頭上を越されずらい距離が約25mです!
芝目3枚分を目安にするといいと思います!
二つ目のパスの角度ですが、ゴールから離れていく外側へのパス(下図①)には、出る必要はありません。
裏抜けした選手がボールを受けても角度が小さくシュートが打ちづらいからです。
また、DFも戻って対応する時間があります!
一方で、ゴールに向かってくるパス(下図②)に対してはGKが飛び出して未然にシュートを防ぐほうが効果的です!
裏抜けした選手には広いシュートコースがあり、得点に結びつきやすいためです!
もちろん相手の状況によって、ポジションも変化しますが、まずは、DFラインから25mを意識してポジションを取ってみましょう!
相手をよく観察し、常にゴールに向かってくるパスには、前に勝負する意識を持ちましょう!
あなたの意識が変われば、チームも前向きにプレーすることができます!
今日はここまで!
最後まで読んで下さりありがとうございました!!